第28回 iPadが気持ちよく入るバッグ完成

こんにちは。

backroomの商品管理を担当しているKOICHIです。

前回　（　第25回 iPadが気持ちよく入るバッグ　）　の続きのお話になります。

iPadのサイズは　11インチ　を対象にしました。

カバーやケースと体になった状態を想定して、縦横サイズバランスと厚みを特に注意して進めます。

今回はクリエイターさんが今欲しいイメージのバッグを何度も打合せを重ね選び出しました。

しかし、iPad11インチをジャストサイズで収納できるように設計すると、サイズに縛られることになり不格好になってしまい、美しいフォルムが出ないのです。

サイズの微調整を繰り返し、ジャストサイズで気持ちよく入る。

そしてフォルムの美しさも共存する。

幾度かのサンプルチェックを経てようやくフォルムが合格になりました。

素材、レイアウト、フォルムラインなど、デザインや造形を構成する要素のすべてが調和されていること

そのベストを求めるために、細部、デティールをブラッシュアップしていきました。

素材の仕上げの硬さ、もう少し柔らかく、でも型崩れしないように、材料を数ミリ単位で調整します。

素材に合う革の色をオリジナルで調整して出しなおしました。

肩に当たるショルダーベルトの厚さや幅、硬さまでも細かにチェックして調整を重ねました。

iPadだけではなく普段仕事でも使えるジャストサイズの収納力を求めて内容量もギリギリまで広く取りました。

そしてちょっとした遊び心のある機能の追加。

監修していただいたクリエイター様の目線はとても細かく、美意識の高さに改めて尊敬の念をいだきました。

その感性についていくのにとても大変でしたが、

トップクリエイターの目線は面白くとても勉強になり刺激的でした。

お仕事でiPad１１インチを使っている方にはとても良いバッグが出来たと思います。

まさに今のエディターズバッグと呼べるものです。

そして今すぐに使いたい、使って欲しいというクリエイター様の気持ちに応えて、最速で生産を進めてきました。

いよいよ発売できます！

１１月までにはお手元に届き、クリエイターさんと使う方に喜んでいただける！

読んでいただき有難うございました。