第25回 iPadが気持ちよく入るバッグ 続き
こんにちは。
backroomの商品管理を担当しているKOICHIです。
前回( iPadが気持ちよく入るバッグ)の続きのお話になります。
iPadがジャストサイズで入って、持って使ってテンションが上がる、そんなバッグを一緒に作るプロジェクトがスタートしました。
「スタイリッシュで、iPadが取り出しやすい」 ということから、クラッチバッグで進めていく事にしました。
ショルダーベルトで肩掛けができて、しっかり自立する、素材はスエードや革を使ってカジュアル過ぎない、「持って使ってテンションが上がる」を目指します。
ポイントとしては・・・・
- ガジェットケース感(カジュアルな)が出ない雰囲気でスタイリッシュなイメージ
- 固すぎないフォルム
- 高級感のある素材
- きれいな色
- iPadがスッと入る 取り出しやすいジャストサイズ欲しい
最初のサンプル
iPadがジャストサイズで収納できて気持ちよく取り出せるために、バッグの開き方と収納するスペースのサイズを重視しすぎたために、非常に完成度が低い出来上がりとなりました。
クラッチバッグなのに大きくてサイズのバランスが悪い・・・
すごい固いフォルム・・・
素材の良さが失われ高級感が感じられない・・・
実際にサンプルを作らないと見えてこない事がたくさんありますが、全てが上手くいかない感じでした・・・
さじ加減?
無印iPad(iPad11インチ)が気持ちよく収納できるサイズを目指してジャストサイズに設計すると、ゆとりをどの程度もたせるか?このゆとり分のさじ加減が重要です。
今回は全体的なサイズについては「さじ加減」が大雑把になってしまったようで思ったよりも大きく感じるのでした。
収納するポケットのサイズの方は、ギリギリ入らない、すごく窮屈なモノになってしまっています。
実際に計測して製図をしても、こんなミスをしてしまうこともあります。
やり直し
素材、レイアウト、ラインなど、デザインや造形を構成する要素のすべてが調和されていることを目指しています。
今回のデザインではこの調和を取ることが難しいという判断をしました。
さあ一からやり直し!あきらめずに・・・
続く・・・