第5回 手作りモックサンプルで童心に返る
こんにちは!backroomです。
過去の記事で僕たちはバック制作が得意だと記載してきました。
今日は僕たちが日々どんな流れでバッグを制作しているかご紹介します。
バッグ制作の大まかな流れは…
- ヒアリング
- デザイン打ち合わせ
- デザインチェック
- サンプル確認
- 修正サンプル確認
- 量産
- 販売
こんな流れになります。
この流れで最も時間を要するのがサンプル制作です。
ヒアリングしたアイディアを僕たちがまとめ、具現化可能な情報に整理してメーカーさん(サンプルをつくってもらう業者さん)に依頼をします。
2Dの図面から3Dのバッグを作るパタンナーさんって本当に凄いですよね。
毎回感動します。
しかしサンプル制作は基本ゼロからのスタートになるので、とても大変な作業となり時間もかなりかかります。
一回のサンプル制作に約1ヶ月を要してしまう場合もあるので、一番初めに渡す僕たちの情報が超重要になってきます。
僕たちの情報が具体的かつ明確であれば、サンプル制作の時間を圧縮することも可能です。
「時間」は僕たちが非常に意識しているポイントです。
だから時間短縮するため、あえて時間をかけてダンボール製のモックを制作しました。
子供の頃にダンボールで鎧をつくっていたことを思い出しました。
これも時間を短縮するための工夫なのです。
通常だとサンプル制作(30日)+デザインチェック(5日)=35日間で次のステップに進めます。
この35日間かけて作ったサンプルがダメだった場合、もう一度35日間をかけてサンプルを作ります。
このロスを防ぐために、ダンボールモックを制作しました。
特にこのプロダクトは大きさがトピックだったので、サイズ感をモックで確認しました。
結果、全員が「大きすぎるよね」となり、35日間を短縮することに成功しました。
本当に作ってよかったです。
デザイン上では使いやすいモノも物体にしてみると”これじゃない”ってなるのが、難しく面白い部分だなと再実感する瞬間でした。
今日も楽しいモノづくりを継続しております。
閲覧ありがとうございました。